二つの舞台で輝く ―― AIマーケターとプロダンサー、加藤友哉のマルチキャリア論

マイクロソフト × プロダンサー

マルチキャリアで切り拓くAIとエンタメの新境地


■ プロフィール

加藤友哉さん

加藤友哉さん


■ インタビュー概要

テック企業の最前線でAIマーケティングを担当しながら、プロダンサーとしても活躍する加藤友哉さん。彼の異色のキャリアには「複数の軸を持つことで人生はより豊かになる」という信念が根底にあります。本インタビューでは、観光学部からMicrosoftへ、そして日本からアジアへと活躍の舞台を広げてきた加藤さんの視点から、AIの未来、グローバルなキャリア構築、そしてテクノロジーとクリエイティビティの融合について語っていただきました。


■ インタビュー本文

Part 1: キャリアパスとビジネス

マイクロソフト米国本社にて

マイクロソフト米国本社にて

――まずは簡単に、現在のお仕事や役割についてお聞かせください。

加藤さん:

私は2019年に日本マイクロソフトへ入社し、最初はパートナー企業とのビジネス連携を推進する「パートナーマーケティング」を担当していました。1年半ほどそこで経験を積んだ後、2021年から製品マーケティング部門に異動して、Microsoft TeamsやVivaなどの新しい製品を広める仕事をしていたんです。

そして2024年からは、アジアのマーケティング組織に籍を移しています。上司は台湾、チームメイトはインドやオーストラリア、中国など多国籍。私だけが日本在住という状況ですね。現在は「Microsoft 365」と呼ばれる生産性向上ツール全般と、AIを活用した「Microsoft 365 Copilot」のマーケティングを担当しています。Office製品やTeamsにAIを組み合わせたソリューションを、アジア各国のお客様に届ける業務に取り組んでいます。

――アジア全体を見ているんですね。そうなると日常的に英語を使う場面も多いと思いますが、学生時代から英語は得意だったのですか?

加藤さん: